は制服の裾を軽く摘むとくるりと回って見せた。
その姿は見慣れたちっこい方ので、俺は安堵する。
「良かったじゃん」
「うん!」
無邪気なを見ていると、ここ数日のあの大きなは夢だったように思える。
夢ならいいのだ。あれが本当に夢ならば。
うっかり柔らかいアレに触ったことも、俺の妄想であったのならどれだけいいか。
多分だけど、あの感触から察するに、ノー……いや、止めよう。考えたくない。
あのことがあってから、大きいはどうにも苦手である。
「今日は一時間目小さい方のテストだよ。がんばろー」
こうして俺らは、ギャンブラーの話をしながら登校する。
小さい、いつものであるだけで、凄く落ち着く。
話す内容は昨日と変わらないのに、見た目が変わっただけで、こんなにもしっくりくるなんて。
◇
「ちゃん!って小さっ!でも可愛い!」
が教室に入った途端に、抱きついてきたニッキー。
今日はアイツの方が早く来ていたようだ。
「離して……」
「デカイ方もいいけど、元々の小せぇ方もちゃん、って感じでいいよなー」
すりすりと頬をすり寄せているが、はニッキーとは逆の方へ首を傾けている。
「え、っと、わ、私先生に呼ばれてるから」
すっと腕の中から消えると、オレの近くに出現し、そのまま教室を出て行った。
力を使ってまで逃げるなんて、かなり嫌だったのだろうと察する。
「チッ、逃げられた」
「なら止めてやれよ。毎日毎日馬鹿みたいに繰り返して」
「お前に言われたくねぇよ。ちゃんのおっぱい触っておいて」
「っお前なぁ!」
思い出したくないことを、思い起こさせるな。
折角の前で平静を装えているのに。
意識してしまえば、今まで通りに振舞えなくなる。
これでも、オレはいっぱいいっぱいなのに。
「オレは、お前みたいなラッキースケベじゃなく、ちゃんに頼んで触らせてもらうかんな!」
こいつ……真剣な顔して何を言っているんだ。馬鹿だろ。
「ねぇよ……」
「いいや、なる。ちゃんがオレのこと好きになればいい。簡単な話だぜ」
「絶対無理だろ。だって、あのだぞ?」
あのがニッキーを、いやニッキーでなくても好きになるはずがない。
何故なら、はその辺のことを全く知らないのだ。
オレたちは積極的にそういう話題を出さないが、学校にいればそういう話題が周りに溢れている。
誰かと誰かが付き合っただの、ヤっただの、別れただの、好きだの、振られただの、事欠かない。
そういう会話が耳に入った時、少しだけそういう話になるが、その時もだけはいつも「ふうん」と気の抜けた声を出す。
その話題に興味がないというよりも、"判らない"らしいのだ。
の好きが当てはまるのは、黒神、MZD、アニメ、可愛いもの、美味しいもの、楽しいこと。
ちなみにこれらの好き種類は全て=で結ぶことが可能である。
だから、が男子を好きになる、恋をするなんて有り得ないことなのだ。
「お前……結構酷いのな。女扱いされなくてちゃんかわいそー」
女扱いって……。別に友達なんだから性別を特別視する必要ない。
ニッキーこそ馬鹿みたいに、女の部分をピックアップするばかりで、それこそ可哀想じゃないのか。
だって嫌がってるのに。
「……ま、俺はその方が都合がいいけどな」
ニッキーの奴が、にししと笑う。何をそんな笑うことがあるのか。
オレにはこいつの考えていることが判らない。
◇
「そういやさ、っていつからギャンブラー好きなの?」
「何時だろう……。わかんないな、気付いたら見てたから。
でもグッズは最近だよ。外に行くようになってからかな」
「じゃあ、初期のは全然ねぇのか。オレその辺もいっぱいあるんだぜ。
人形とか、あとサインとか!」
「本当!?すっごーい!!!」
は大きな瞳を更に広げて、頬肉が限界まで上げられている。
「……見る?」
「見る!!」
好きなものは収集するのも楽しいが、こうやって羨ましがられるのも正直気持ちいい。
みたいに同じ作品が好きで、素直に凄いと言ってくれる奴は特にだ。
「じゃ、放課後オレんち行こうぜ」
「うん!行く!見せてもらえるの楽しみなの!」
ニッキーにバレると面倒くさいのは予想がついていたので、適当に誤魔化しておいた。
放課後、オレたちはバラバラに帰るように見せかけて、途中合流する。
そういえば、を家に呼ぶのは初めてだなぁなんて思いながら、オレはと自宅に帰った。
店をやっている関係上、玄関は奥に入ったところに別にある。
そちらから家へと上がった。
「おじゃまします」
「ただいま」
「おかえりウパ、って、サイバーが女の子連れてきたウパ!!!!」
突然の大声にがびくりと身体を震わせ驚いている。
家の方にはいないと思ってたのに。タイミングが悪すぎる。
「、パルはほっといて、こっち」
萎縮しきっているの腕を掴んで、早々に階段を上る。
女子だからと騒ぐなっての。はただの友達だ。男とかわらない。
それだというのに、パルのせいで気まずさと気恥ずかしさが溢れる。
今オレが掴んでいるこの子は、別になんでもないただの友達なんだ、と言い聞かせていく。
「え、あ、う、は、初めま」
挨拶をしようとしているには悪いが、パルと接触して欲しくないので、
さっさと自室にを押し込み、自分もまた入った。
「はぁ……」
どっと疲れる。部屋に来るだけでこんなに疲れるとは思わなかった。
「あ、あの、ごめんね?」
「いや?何も悪くねぇよ」
「ごめん……」
が判りやすくうろたえている。
突然のことだったし、自分が何か悪かったのではないか、とか余計なことを考えているに違いない。
それじゃ、そんな気分を変えてやるか。
「。見てみ」
オレは引き出しを開け、指差した。素直に覗き込む。
「すっごーい!!!いっぱいだぁ!!!」
先程とはうってかわり、きらきらした目で中を見ている。
この反応、やっぱいいな!
「ほら、これZの36話の」
「凄い!あの時のサイコロだね」
「「正義の心の詰まったこのサイコロは、どんなイカサマも跳ね返すぜ!」」
ぴったしと重なる台詞。
めっちゃくちゃ気持ちいい!
「あ、こっちはトオルさんちのパチンコだね!」
「必殺、銀玉の咆哮!」
「なんの、惑わしの月」
「くっ、打ち出しの速度が遅くなっただと!?」
「折角の大当たりでもチャッカーに入らなければ意味はない」
どんな台詞を言ってもはちゃんと答えてくれる。
オレと同じぐらいギャンブラーのファンなのだ。
「へへっ」
「さっすが!」
やっぱりは最高だぜ。
周りは女子だからって、ごちゃごちゃ煩いけれど、そんなのどうでもいいんだ。
オレはとこうやってギャンブラーの話をしているのが一番楽しい。
が一番、オレの好きなものを判ってくれる。
大好きな────友達だ。
「ねぇ、こっちも見ていい?」
「そこら辺は好きに探っていいぞ」
他にも色々見せてやろうと思って、細々したものが入った箱を取り出す。
お菓子のおまけについてくるものとか、小さなフィギュアを広げていく。
すると、とんとんと、扉のノック音が聞こえた。
オレは何の返事もしていないというのに、その扉は勝手に開かれる。
「おちゃウパー。おにいちゃんがどうぞって」
「兄貴め……」
変に気を回しやがって。
つか、もう兄貴知ってんのかよ。
「あ、りがとう御座います」
「ゆっくりしていってほしいウパ~」
「ほら、早く出ろって。店の手伝いしてろよ」
パルをさっさと追い出したいがため、ぐいぐいと扉へ押していく。
「酷いウパー」
「そ、そんな風に言わなくても。折角持ってきて下さったのに」
気まずそうに、がパルを庇う。
だが、は気を遣わなくたっていいのだ。
そんなことすれば、パルにここにいる口実を与えてしまう。
「チャンはヤサしいウパねー。サイバーとはおおちがいウパ」
「パル!お前、明日のおやつわけてやんねぇからな!」
「すぐコレウパ。でもサイバーはイイコウパよ。コンゴもナカヨクしてほしいウパ」
「子供扱いすんなよ。宇宙人のくせにー!」
「宇宙人?!」
しまった。の目が輝いてる。つか、教えてなかったっけか。
「と、とにかく判ったから。パルは店の手伝いしてたんだろ。急いで戻らねぇとだろ!」
有無を言わさずぐいぐいと押しやる。
が本格的に興味を持つ前に引き離しておかなければならない。
「わかったウパ!ジャマモノはたいさんウパー」
パルごと扉を押し込み強制排除完了。
全く、余計なことばっか言いやがって。
「仲良いんだね。兄弟みたい」
「えー、アイツと兄弟はやだ。だとしても、オレの方が兄貴だな!」
「そう?サイバーよりもしっかりしてる感じだったよ?」
「ひでーし」
ただアイツは口うるさいだけ。
まぁでも、なんだかんだいって、オレのお願いを色々聞いてくれるんだけど。
「あ、サインも見せるつってたよな。ちょっと待ってて。店に飾ってあるんだ」
「わかった。待ってる」
あれは是非に見てもらいたい。
オレは自然と歩むスピードが上がっていき、結局店に着いた時には走っていた。
「あれ、お客さん来てたんじゃないの?」
「まだいるよ。サインとりに来ただけ」
兄貴はお客さんのカットをしながら、オレに言葉を投げかけてくる。
仕事中のとーちゃんや兄貴の邪魔にならないように、オレはさっさとサインを回収していく。
「サイバーが女の子連れてくるなんて驚いたよ」
兄貴までこれだよ。別にが女だろうと男だろうといいじゃんか。
友達を連れてきて、驚くなんてどうかしている。
「別に、友達だからおかしくねぇじゃん」
「ふうん。そうなんだ」
なんだよ。そのふうんは。
「暗くなる前にちゃんと送って行くんだぞ」
「え、でも別には」
「女の子を一人で歩かせない。ヒーローなら当然だろ?」
絶対そういう意味で言ってない。
オレを言いくるめるために、そういう言い回しをしているだけだ。
「ほらほら、そんなむすっとした顔するなよ。上で待ってるんだろ」
確かに待たせてるわけだからと、オレは踵を返した。
にしても、気に入らない。パルも兄貴も。
そりゃはあの通り見た目は女子そのものだけれど、いちいち女の子だから女の子だからと言わなくたっていいじゃないか。
しかも友達であって、彼女じゃないし、その予定もない。
なのに、オレが女子を連れてきたからって、そういう目で見るし、思ってる。
ある意味、ニッキーと一緒だ。
オレは違うんだっての。は女子だけど、そうじゃねぇんだって。
オレと対等に渡り合える大事なギャンブラー仲間なんだよ。
なんで、誰もそういうのを判ってくれないのか。
溜息をつきつつ、部屋に戻った。
「可愛い!」
「いまとはおおちがいウパ。あとこっちのシャシンも」
「わあぁ。私よりちっちゃい!」
「おい!!なんで、パル!つか、なんでアルバム!」
しかも、オレが幼稚園とか小学生くらいのじゃねぇかよ。
恥ずかしー。
「おんなのこはこういうのがスキってきいたから、もってきたウパ」
「昔のサイバーってすっごく可愛いんだね!
人間って凄いね!あんなに小さい時があるなんて凄いよ!」
「判った判った。ほら、サイン持ってきた」
「……本当だ……。二人の名前入ってる」
がサインに見入ってる隙に、アルバムは閉じて隠す。
首を傾げるパルを引っ張って小声で言う。
「余計なことすんなって。とりあえず店戻れよ。お客さん来てんじゃん」
「もうすこしチャンとはなしたいウパ」
「も、ど、れ」
「サイバー?どうしたの?」
「いや。なんでも」
こそこそとしているため、が怪訝そうにこちらを見ている。
頼むから、もう少しそのまま見ててくれ。
「サイバーがパルをじゃまものあつかいするウパ」
に聞こえるように言うなよ。そんなことしたら、は。
「私構わないよ。だからそう邪険にしないであげて」
「チャンやさしいウパ!」
予想通りの展開になってしまった。
しかも、オレのいない間に仲良くなってしまったらしく、はパルを抱きかかえている。
それを見て、オレはもうパルを追い出すことを諦めた。
このまま三人でいいや。
パルが入っても、はいつも通りオレとギャンブラーの話をし続けた。
だから、最初は女の子らしいって褒めてたパルも、オレの話についていけるのを見て、
オレが二人いるようだと驚愕していた。
それを見てオレは嬉しくなる。
はその辺の普通の女子と違う、スッゲー奴なんだぜっていうのを判らせることができて。
「チャンがサイバーのカノジョサンならいいウパね」
「は友達だっての!」
まだその話題は続いているのか。しつこいぞ。
「彼女と友達ってどう違うの?」
説明しづらいものを、は平気で聞いてくる。
って普通なら知ってることを、全然知らないので結構手間がかかる。
「ともだちはともだち。かのじょは、すきなおんなのこウパ」
「だったら、黒神とMZD以外の好きな男ってこと。
誰よりも一番好きな男のこと。だから、みんなっていうのは違うからな」
「ああ、家族は入らないんだ……」
小さく頷きながらオレの言葉を反芻しているようだ。
この説明では理解出来たのだろうか。
好きと言っても、ケーキが好き、猫が好きというのとは意味が違うと言うことを。
「二人以外で、好きな男の子か……」
「……誰か、いんの?」
ニッキーの発言を思い出して、恐る恐る聞いてみる。
するとはにっこりと笑って言った。
「わかんない。みんな好きだよ」
「だよなー」
の発言に安心してしまった自分がいた。
いや、が誰を好きであってもいいんだけどさ。
「サイバーもタイヘンみたいウパね」
とりあえず、変な勘違いしているパルをに見えないところで小突いておく。
◇
「じゃあ、またね」
「また遊びにきてほしいウパ」
はにこりとして靴を履いていく。
今度を呼ぶ時は、パルが店にいるのをちゃんと確認してからしよう。
いるだけなら構わないのに、余計なことばかり言ってくれたからな。
がよく判ってないのが幸いだった。
「良かった、間に合って」
「兄貴!?店は!」
「ああ、ちょっとだけ手が空いてね」
兄貴はを見ると、常連客に大好評な爽やかな笑顔を向けた。
「弟と仲良くしてあげてね」
「い、いえ、こちらこそ。その、私の方がサイバーに仲良くしてもらってて、お世話になってて」
「気にしなくていいから。行くぞ」
まさか合間をぬってまで、こっちに来るとは思わなかった。
パル同様、余計なことを言われる前に退散だ。
「え?あ、私一人で帰れるよ」
「いいの。女の子を一人で帰すわけには行かないからね」
自分が送るわけではないのに、兄貴がそう言った。
「いえ、お気遣いなく……」
「女の子がそんなの気にしないの。サイバーに任せて」
このまま兄貴と話し続けそうなを玄関外へ押しやり、外へ連れ出す。
とりあえず、家が見えなくなるまで早足で歩いた。
後ろを見ても、兄貴やパルはついてきてない。
少し息が弾ませたがオレに話しかけた。
「なんか、凄いね。お兄さんとパルさん」
「オレは疲れたぜ……」
次から次へと出てきて。を特別視してるのを見るのはうんざりだ。
「やっぱり、家族っていいね!」
「そりゃ、そうだけど……」
たまに鬱陶しい。そう、今日みたいな時がまさに。
「サイバーとのやり取り見てたら、ちょっと寂しくなっちゃったよ」
なんで、とは言えなかった。
には本当の家族はいない。昔の記憶も無いらしい。
いつもは黒神とMZDがいるから、本当の家族にはあまりっ興味がないと言う。
聞いてる限り、三人は仲が良くて楽しそうで、確かに人間の家族のことなんて気にもしてないように思ってた。
でもは、心の奥底では本当の家族のことを考えているのかもしれない。
「大丈夫だって。帰れば黒神いるんだろ?」
「うん。早く会いたいな」
にこりとしたところを見ると、は大丈夫そうだ。
「あ!!お前ら二人で何やってんだよ!!!」
聞きなれた声に、オレとは同時に振り返ると、面倒くさい奴がそこにいた。
まさかこんなところで出くわすとは夢にも思わなかった。
「ちゃん、今日用があるつって先帰ったんじゃん!
それってサイバーと何かやるためだったのかよ!」
「え、っと」
しどろもどろになるを追究するかと思えば、今度はオレの方に食って掛かる。
「お前も!ちゃんと遊ぶなんて聞いてないぜ!」
「許可が必要なのかよ……」
オレはをそういう風には見てないわけだから関係ないはずだ。
第一、オレは協力するって言ったわけでもない。
「ちゃんも酷いぜー。何してたんだよ」
「ギャンブラーグッズ見せてもらってた!凄いんだよ!」
「……ああ、そう」
嬉しそうに言うとは対照的に、鼻で笑っている。
馬鹿にしてんじゃねぇよ。
「ん?見せてもらうって、てことは家?」
「うん。初めて入ったよ」
いや、そこは正直に答えなくても。
「えぇえええ!!!マジかよ!!何もされてない?
あ、なんならオレが今からちゃんの身体を検査するから脱い」
「してねぇよ!馬鹿!」
コイツはいちいち面倒くせぇ!
もニッキーの豹変に自分の犯したミスに気付いたのか、いつもの逃げる体勢を取っている。
「あの、私帰るね。サイバーもここまで送ってくれてありがとう。それじゃ」
「待って!じゃあこの後オレが送ってやるよ!んで、そのままMZDの家までは行く!」
どうしよう、と言いたげな目でが見てくる。
「そうしな。オレは帰るよ。、また明日」
この方がいいだろう。オレがいるとニッキーが煩い。
「うん。またね。パルやお兄さんに宜しくね」
オレは手を振るに手を振り返し、その場を後にする。
ニッキーとがきゃんきゃんわーわーと騒いでいる声が聞こえてくる。
────なんか気に入らない。
最初から送るつもりはなかったし、いいんだけどさ。
つか、は送らなくても一瞬で帰れるから送る必要なんてない。
兄貴がああいうからしただけ。
なのに、もやもやしてくる。
こういう時はギャンブラーZを見直そう。グレートの方もいいな。どっちにすっかな。
オレは一度だけ、後方の二人を見た。
ニッキーはアスファルトの上だというのに正座させられていて、に怒られているようだった。
ざまみろ。
オレの気分は不思議と軽やかになり、そのままの足取りで帰った。
(12/09/09)
※元ネタ
「銀玉の咆哮」と「惑わしの月」はアイレムの「パチパラ13 ~スーパー海とパチプロ風雲録~」から。
パチンコゲーですが、何故かRPGが収録されており、そこでの必殺技から。
パチンコはどうでもいいですが、複雑な人間関係があり、陰謀があり、恋があり、釣りあり、となかなか楽しい作品。
「銀玉の咆哮」と「惑わしの月」はアイレムの「パチパラ13 ~スーパー海とパチプロ風雲録~」から。
パチンコゲーですが、何故かRPGが収録されており、そこでの必殺技から。
パチンコはどうでもいいですが、複雑な人間関係があり、陰謀があり、恋があり、釣りあり、となかなか楽しい作品。